玲那の占い日記
10月13日 良い占い師の見分け方。こんな占い師に気をつけろ! みなさんは 占いに何を期待しますか? こんなことではないですか? 「自分の人生の思いがけないことを予言して欲しい」とか、 占いを良く知らない方は、「どんな職業について、どんな人と結婚して、何歳ぐらいで子供を産んで、 何歳で死ぬのか教えて欲しい」なんていいます。 また、「運勢の良い時はどんな幸せがおとずれるのだろう」とか、逆に運勢の悪い時は「どんな不幸が待ちうけているんだろう」とか 多くのみなさんが期待することはびっくりすることを当てて欲しいという事です。 この考えが占いの落とし穴であり、はったり占い師を世にはびこらす原因になっているのです。 例えば、こんな事を言う占い師をすごいと思いませんか? 「あなたは35才で死ぬって決まってるんですよ!」 「いいですか?あなたは、このままでは一生うだつがあがらないって出てるんですよ」 「あなたは道を間違えましたね。今ごろは××会社の社長クラスになってなくちゃいけない人なんですよ」 「あなたは50年代のフランスの王妃の生まれ変わりなんです」 「あなた、今日ココへ来なかったら、大変なことになってたわよ」 こういう、えっと驚くような、または おどし的な占いに人はひっかかりやすいんです。 そして、こんな占い師をすごいと思います。 ↓会話の一例です。 ( 沙羅羅はこれを読んだら誰のことかわかってきっと大笑いするでしょう。 業界では有名なんですが、名前は伏せます。) 占い師「あなた今日来たのは何?恋愛?」 鑑定客 「ハイそうです」 占い師「そうでしょ!あなたは今日恋愛のことで、そうね、彼との事で悩んで、 ここに来たってはっきり出てるんですよ!」 鑑定客「え?そんなこと出てるんですか?どこにでてるんです?顔・・カナ・・」 占い師「そうよ、黙っててもわかるのよ。なんでもわかるんだから。 あなたは今日ココへ恋愛のことで来たって、ちゃーんとはっきりとでてるんですから!」 鑑定客「すごいですねえ。ええそうなんです。実は、すっごく優しかった彼が、最近なんだか・・」 占い師「なんだかうまくいってないんでしょ!そうでしょ! 初めは良かったんだけど、そうねえ、ここ最近彼との中に 北風が吹いてるって出てるわよ」 鑑定客「えっ?なんでわかるんですか?」 占い師「そうでしょ!そのとおりでしょ! 初めと違ってきた恋愛にあなたは困って今、様子を見てる!ってでてるわよ !」 鑑定客「そうなんです。はじめは向こうから言ってきてくれて私はどっちでも良かったんだけど・・・」 占い師「あなたはどっちでもよかったのよね。ええ、そうですよ。そうでています。 初めは彼から猛烈なアプローチがあったのよね。 その時のあなたは、どちらかというと、乗り気じゃないって言うか、 まあ、様子をみながら付き合おうかって、そういう感じね。 でも、彼はね、前からあなたのことをずっと好きだったんですよ。 そうでしょ!そう言ってなかった?」 鑑定客「言ってました。前からいいなあって思ってたって」 占い師「そうでしょ。そのとおりでしょ。」 まあ、こんな感じで延々と鑑定客の言わんとしていることを、繰り返し強調して言うことで当たってるというイメージを植え付けるのです。 これを「オウム返し鑑定」といいます。 鑑定客のいうことを、ただ返しているだけで、肝心の先行きのことは何も言わないのです。 最後には「まあ、あなたちょっと様子をみてみたらどうなの?」なんて言って終わるのです。 こういうパフォーマンスだけの占い師が多いから、占い師っていうと真っ黒のドレスを着て、顔を布で隠して、水晶のまわりで手をくるくるまわしながら、驚くべきことをいう気色悪い存在だという認識になるんですよね。 だまされてはいけません。 占い師があなたの人生を決めるわけではありません。 例えば、寿命ひとつとっても、「先天運で体が弱く短命」と、たとえ出ていても、健康運の悪い時に無理をしないで、日ごろから食事に気をつけて、規則正しい生活をしていたら、悪い年回りも上手に乗りきって長生きすることも出来ます。 ただ、持って生まれた先天運というのはあるので、「虚弱」な星の人は、何をしても健康でちょっとやそっとじゃ死なないというわけにはいかないという事です。 寿命で 占いをよりよく利用するには まず、先天的にかかりやすい病気は何かを知り、自分の体の強さをどの程度か知り、そして、無理をしてはいけない年運を知ることです。 後は、まわりとの係わり合いによって、変わります。 自分の健康を害するような人がまわりにいたら、寿命も縮まるでしょうし、逆に自分を支えてくれる星を持ってる人がそばにいれば、寿命も延びます。 そういうことを知るために、使って欲しいです。 くれぐれも「あなたは事故で早死にすると決まっています」とか 「50歳までは生きられないでしょう」なんていう 占い師にひっかかりませんように。 |