玲那の占い日記


10月1日 占い師の利用法。質問の仕方。
みなさんは、占いを実際にした事がありますか?
その辺のイベント広場でやってる余興みたいなのではなく、
本当に選択に迷った時や自分の中の悩みを解決したくて
占いのお店にふらっと入ったことありませんか?
その時になんて質問します?
 
「これからのこと」こういいませんか?
 
鑑定に来られた方で、「今日は何をみたらいいですか?」 と、お聞きした時に
「これからのこと」という返事が返ってくることがめちゃくちゃ多いんです。
きっと、悩めば悩むほど、考えれば考えるほど、行き詰まってしまうのでしょうね
聞かれたほうは頭の中で、自分の悩みがあれこれとグルグル回って、
「うーん、何って言えない。あれもこれも・・とにかくこれからどうなっていくのよ〜」って、
気分なんだとお察ししますが・・・
その、あれもこれもを具体的に言って欲しいんです。
人間は先天運だけで生きているのではありませんから、周りの係わり合いによって、
恋愛運ひとつみても刻一刻と変わっていきます。 
例えば 「彼とこれからどうなっていくか教えてください」という質問とします。
こちらは彼と質問者の恋愛問題に対して、彼ら以外の人物が介入していないという前提で
今後の成り行きを占います。
で、占いのメッセージに「愛人」になるよと 現在から未来に向けて出ていたとします。
こちらはそれを読み取り「この人とは結婚を前提にはできません。
自分1人のものには彼はならないからです」と答えます。
質問された方は、「あー、そうなんですかあ」と今一反応が鈍く、一人考え込みます。
こちらは、占い結果が良くなかったので 納得しにくいんだろうなあとか、
更にもうひとつ深いところまで読んで説明してあげようと 一生懸命説明します。
そんなのれんに腕押しの時間が続いた挙句・・
言うんですネエ、後から肝心なことを・・
「実は彼は結婚しているんです。奥さんと別れて私と一緒に
なるって言ってるんですけど、じゃあそれはウソなんですか?」なんて。
そういうことは初めから言ってくれ〜!と思っちゃいます。
また、いちから占いのやり直しですから・・
初めからお聞きしていれば、奥さんの生年月日をできればお聞きして、
まずさきに奥さんと彼が離婚できるかという所から 見ていかなければなりません。
後から後から「実はこういう条件で・・こんな人も介入してきて・・」
では、随分遠回りの占いになります。
インターネットの検索と同じです。
検索条件はキーワードが多くなればなるほどしぼられます。
占いも精密度が増します。
占いを当てもんと思って「当たるかどうか黙っとく」なんていう方がおられますが
随分失礼な人だなあとがっかりしてやる気をなくしてしまいます。

医者でも病気を深く知る時は レントゲンを撮ったり、血液検査をしたり、はたまた超音波でみたり・・
さまざまな手段を使って初めて病気が確定され治療法が見つかる訳です。
占いは オカルトチックなイメージがあるので 黙って座ればピタリと当たるを、
期待されるのでしょうが、霊的なインスピレーションだけでは 
それこそキーワードのような断片的なことしかはじき出せません。

少なくとも、占いをうまく利用しようと思えば、あなたの持っている生年月日や名前などの資料と、
現在の状況、関わっている人物、自分はどうしたいのか、何を占いたいのかってことを
具体的に聞くことが、必要です。
具体的に自分の気持ちの整理がつかない時や 自分がどうしたらいいのかわからないときは、
そう言って欲しいです。
彼が好きなのかどうか自分でもわからないとか・・
仕事に足が向かないのだけれど、何故か自分でもわからないとか・・
せめて現在の状況だけでも、説明していただいたら
鑑定に役立つと思います。
 

これから色んな所で占いをされる時、「これからどうなっていくか」って言葉の中に
かならず『何が』って項目を入れてください。
「何を」占いたいか それを言わなくちゃ 鑑定になりませんから。