玲那の公開占い


☆依頼内容

玲那さん こんにちは
メルマガ、いつも、楽しく拝見しています。

今日は、どうしても、はっきりさせたいことがあってこのメールを書いています。
ここ、1ヶ月ほど、たくさんの占いの店をまわりました。
どこで、話しを聞いても、納得の行く答えがなくて、どうしていいかわかりません。
わかることを教えて下さい。

私は、現在28才の主婦です。仕事は、コンピューター関係の派遣社員です。
主人は、小学校の時からの、幼なじみです。
子供はいません。

18才の時に、高校を卒業してから、主人と、主人の親友の裕太と私の3人で
四国から関西へ出てきました。
その時は、私は、主人ではなく、裕太と付合っていたのです。
気持ちの温かい人で、私だけを見てくれる男らしさに惹かれていましたが、安定した仕事に
就いて、働く人ではなく、お金を貯めては、海外へ放浪の旅に出ていました。
いつも「必ず帰って来るからな!」と言って、戻ってきてくれるのですが、
寂しくてたまらなくて、今の主人に心が傾き、裕太が海外へ行っている間に
結婚し、主人と二人で関東に引越してきました。
裕太には、黙ってきたので、彼は、私達が今どこにいるか知りませんし、私達も、
今、裕太がどこにいるか知りません。
その時から、8年が経つのですが、私は、裕太への想いを今だに立ち切る事が出来ません。
主人は優しくしてくれますが、好きにはなれなくて、子供を産む事も拒否しています。
いつか、裕太の元へ戻りたいと言う気持ちでいっぱいなんです。
はっきり言って、主人の気持ちなんてどうでもいいんです。
生活力があるのだけが取り柄の人です。
私は、いつでも、わかれる覚悟です。ひとりになった時の事を考えると不安で今は手放せないけど・・

そんな私に、最近、もう一つ、悩み事ができました。
会社に、この秋の移動で現れた勝弘君が、裕太の雰囲気に似ていて、
知らず知らずの内にとっても惹かれてしまったのです。
ついに、私は、気持ちを抑えられなくなり、彼に「私は独身なの」と嘘をついて、誘ってしまいました。
飲みに行った時、酔っ払った私は、「好きになってしまった」と告白してしまったんです。
勝弘君も、とても喜んでくれて、深い仲になってしまいました。

彼は、釣りにしか興味のない人なので、話しは、あまりあわないけど、人目をしのぶスリリングな気持ちも
手伝って、私は、楽しくてたまりませんでした。
毎日のように会いました。

ところが、同じ会社ですから、私が既婚である事が、1ヶ月ほどして、ばれてしまったんです。
それからは、手のひらを返した様に、勝弘君の態度が一変し、
「結婚しているなら、飲みにも行かなかったのに・・。
 僕は、結婚を前提とした真面目なつきあいをしたいんだ。
 今までの事は、お互いなかったことにしよう。
 もちろん、僕も、誰にも言わないし、君もそうしてくれ」と言い、
電話も着信拒否されています。
私は、別に、彼の人生を邪魔する気はないし、たまに、会って、楽しく話しをするだけでもいいのに
私の真意がわかってもらえなくてとても辛いです。
元々、生活力のない勝弘さんとは、主人と別れて再婚して欲しいなんて、思ってもいませんでした。
彼とは、もう、戻れないのでしょうか。
ただ、会ってくれるだけでいいのに・・・・・それだけでいいのに・・・・・

私は、一生、心のよりどころがなく、生きていくのでしょうか。
私の幸せってなんでしょうか。
裕太とはもう縁はないのでしょうか。
何もかもがわからないです。
わかっているのは、寂しいってことだけです。

玲那さん、どうしたらいいですか。
教えて下さい。

令子:昭和48年11月15日 ペリドット
裕太:昭和48年5月27日 オニキス
主人:昭和48年12月16日 ルビー
勝弘:昭和50年3月26日 ダイアモンド


☆鑑定結果

こんにちは 玲那です。

令子さんは、どうしたいのかな。
令子さんは、非常に恵まれた星をお持ちだけど、
今のあなたでは、福分がたくさんあるのに、幸せを掴めなくなっちゃいますよ。

ご主人と別れて、裕太さんと結婚したいの?
もし、今、裕太さんが現れて、「一緒になろう」と言われたら、御主人と離婚して行きますか?
裕太さんと、もう一度、一緒になれるのなら、裕太さんの放浪癖が治らなくても構いませんか?
裕太さんが海外へ行ったりしても、自立して待っていられますか?
それが、嫌だったから、ずっとそばにいてくれて、優しくしてくれる今のご主人の事が
好きになったんでしょう?

8年前、あなたとご主人が、二人でいなくなって、海外から帰った裕太さんは、ショックを受けたと
思いますよ。
もちろん、あなたに寂しい思いをさせた裕太さんにも、この事を招いた責任の一端はあるでしょう。
けれど、「信じて待っていてくれる」と思っていた彼の気持ちを裏切って、黙っていなくなり
傷つけたのは事実ですよね。
しかも、彼の親友であるご主人と、一緒にいなくなったわけですから
裕太さんのショックは、想像するにあまりあります。
その事について、裕太さんを傷つけて悪かったなあという思いがありますか?
あなただけが悪いと言っているのではありません。
でも、そんななれそめで一緒になったご主人なのに、「生活力があるだけの人で
好きでもなんでもない」と言うのは、あまりに覚悟がなさ過ぎるのではないでしょうか。


今のご主人の事は、好きでもなんでもないから、勝弘さんと交際しようと思ったの?
裕太さんがいないから、寂しくて、勝弘さんと交際しようとしたの?
勝弘さんとは、単なる遊び相手なの?
じゃあ、勝弘さんは、裕太さんの代用品ですか?

もし、勝弘さんと交際が復活して、令子さんの事を好きになって、ご主人と別れてくれって言ったら
どうするの?
生活力がないから嫌なんでしょう?
「私の真意がわかってもらってない」と令子さんは言うけれど、本当の気持ちが、もし
勝弘さんにわかったら、もっと、引かれると思います。
将来的に結婚ができる人と付合いたいっていう勝弘さんの気持ちを無視するわけですから。

令子さんは、結局、どの人でも嫌なんですよ。
それぞれの人の、都合の良い部分だけと付合っていたいのです。
人を好きになって、その人と人生を共にするということは、その人の条件の良い部分も
マイナス部分も合わせて、お互い、丸ごと引き受けるってことですよね。

令子さんのいうようなこんな人はいないよ。
ご主人の持つ生活力+裕太さんの持つ冒険心+勝弘さんの持つときめき
それらは、すべて、裏面があります。
ご主人には、安定しているがゆえの退屈さ
裕太さんには、いついなくなるかわからない不安定さ
勝弘さんには、新鮮さがなくなると何も残らない相性の悪さ

そのマイナス面を、受け入れる事は、令子さんは、嫌なわけだから、
誰の事も、結局は愛せないんです。

令子さんが、どうしたら、幸せになれるかは、自分で選択することです。
その道は、色々あるけれど、どの道だってリスクがあります。
また、恋愛はひとりでできるものじゃないから、思い通りにならないことも多々あります。

令子さんは、今まで、行き当たりばったりで、時の流れに流されて来たので、その時の選択に
何の覚悟もないから、不満ばかりが渦巻くのだと思うのです。
してもらう事が、当たり前で、そうでなかった不幸だという考え自体が淋しくありませんか?
令子さんは、困難を乗り越える星も、自分から働きかけて相手の気持ちを探る星もないので
人からしてもらった愛情の中で、甘えて生きて行くのがベストだと思っておられるようですが
それなら、してもらう人に従わなければいけません。

自分から何もしてあげないのであれば、「あれがない」「これがない」
「こうしてくれない」と不平を言う権利はありません。

「どんな自分」になって「誰」と「どんな人生」を歩きたいのか
見つめなおしてください。