☆依頼内容

初めまして　れいなさん
僕は、今、高校三年生です。
小さいころから塾へ通い、今は、都内でも有名な進学校へ通学しています。
幸か不幸か、成績は良く、国公立の大学へと、親も先生も勧めてくれます。
でも、僕は、小さい時から、ずっとなりたかった職業があります。
それは、大工です。
家の犬小屋も、物置も、僕が作りました。
勉学とは全く、畑違いの職種です。
ずっと、小さい時から、かなづちやのこぎりを見ると、何か作りたくてたまらなくて
図工の時間に、物を製作する事があるとわくわくして、前の日から眠れませんでした。

それなのに、今は進学校へ通い、親は法学部へ行って、法に携わる仕事につけ、といいます。
何故なら、家の家系は代々、弁護士だからです。

でも、僕は、それなら、建築の勉強をしたい。

第一希望は、高校を卒業したら、純粋な大工になりたいです。
もちろん、見習いからです。
どんなしんどい事でも、やる根性はあるつもりですが、玲那さん、僕は大工に向いていますか？
それとも、やはり、頭を使う建築の方へ行き、多少の夢は叶える仕事につくべきでしょうか？
もしくは、とても、気が進みませんが、親や周りの勧めに従って、法学部へ行き、弁護士を目指すほうが、良いのでしょうか？

すっぱり、言っちゃって下さい。
迷っていますが、決断は自分でします。
また、決断した限り、後ろを向かないで、どの道でも、心血を注ぎ頑張る所存です。
どんな事でも、受けとめます。
せっかく生まれてきたんだ。
自分なりの納得する結果を出すために、僕は頑張ります。
先天運を知り、役立てたいです。
よろしくお願いします。

哲平　昭和58年7月26日